みわちり 悩殺ドリンク #52
メロディアン
ちょうどいい!きなこ豆乳
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豆乳にいろいろな素材を混ぜるのはよくある話だ。
異種同士でもおいしい味が出来るなら、
材料の由来が同じならもっと自然に調和するんだろうか。
しかし、同じ大豆を原料とした豆乳とキナ粉を混ぜても上手くいかなかった。
液体と粉を混ぜても所詮両者は別のモノ、
やはり無理があるのである。
その無理を押し通すツワモノが大阪の飲料メーカー・メロディアンの
「ちょうどいい!きなこ豆乳」である。
なにが「ちょうどいい!」のかと言うと、
この商品の前身に「きなこ豆乳」という、
世にも強烈な伝説のドリンクがあったそうだ。
それがあまりに不評だったので改善を施したという商品が
この「ちょうどいい!きなこ豆乳」なのである。

中身は豆乳にキナ粉を混ぜた状態のもの。
黄土色の泥水のようなその液体を手のひらに数滴落とすと、
キナ粉が肉眼で確認できる。
口に含むと豆乳の中に泳ぐ薄甘いキナ粉汁のザラツキが口の粘膜を刺激する。
五家宝というお菓子を口いっぱいに含んだような複雑な気分になる。
ノド越しもざらつき、ノドに絡みつく粉が最悪。

これで「ちょうどいい!」状態でこれほど粉っぽいということは、
元の「きなこ豆乳」はよほど凄惨なモノだったと想定できる。
いくら粉を細末化しても、素材のキナ粉は粉体としての強力な自己主張をする。
それでも販売してしまったこの商品。
それも「ちょうどいい!」と言い切ってしまっている。
きっとこのメーカーの開発担当者は、「きなこ豆乳」を飲みすぎて
味覚が麻痺しているに相違ない。

項目

星の数

コメント

ネーミング ★★★★★ この味を「ちょうどいい!」と主張する世間ずれした感覚。
デザイン ★★ 飲んで納得のきな粉色。
アイデア ★★★★★ キナ粉と豆乳、元は同じ大豆なのにこの不調和。
改良してもこの粉っぽさ。
それでも自信を持って売り出してしまう勇気。
まずさ ★★★★★ 黒板消しに貯まったチョークの粉を水に溶かして飲むような。
希少価値 ★★★ 関西方面に行くとあるという。
悩殺度 80点 しばらくキナ粉恐怖症になります。

データ

名称 豆乳飲料
内容量・容器 125ml紙パック
原材料 大豆、糖類(果糖ぶどう糖液糖、マルトオリゴ糖)、きなこ、大豆イソフラボン、
食塩、乳酸Ca、香料、セルロース、リン酸Ca、pH調整剤、安定剤(増粘多糖類)、乳化剤
製造元  -
販売元 メロディアン株式会社(大阪府八尾市)
入手地 (お冗さんからのいただきもの)
入手価格 (お冗さんからのいただきもの)
入手時期 2002年10月
備考 お冗さんからのいただきもの。

 2003年1月26日 記


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