みわちり 悩殺ドリンク #57
日本ルナ
花粉の頃 赤しそドリンク
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ここ数年、春のスギ花粉の季節になると店頭に次々と並ぶ花粉症対策商品。
花粉症の症状を和らげる食品として甜茶は以前から注目されていたが、
2003年は「シソ」を素材にした飲料が増えてきた。
シソ系飲料は素材が素材なだけに、もともとおいしいものではないのだが、
その中でも際立っていたのは
この「花粉の頃 赤しそドリンク」である。
ただ目立てばいいという感じのデザインに怪しいフォルム。
シソ葉10枚分のエキスが入ったという乳酸菌飲料。

ストローを差すと、甘酸っぱい香り。
透き通った赤い液体は乳酸菌飲料らしいが、
中途半端に甘酸っぱく
「小梅キャンディ」とか「梅ガム」の味がする。
かすかに鼻へ酸っぱい臭気がツンとくる。
なんか、梅干しの容器の底に溜まった梅干し汁を
ストローでチューチュー吸っている感じだ。

これを飲んで連想したもの。
小梅キャンディ、梅ガム、梅干し・・・。
ちょっと待て、これでは梅干し味じゃなかろうか。
一般的に我々が赤シソを見る機会は、梅干しの中にある位である。
だから赤シソは酸っぱいものだという先入観がないだろうか。
しかし、あの梅干しの酸っぱさは、梅の酸味である。
赤シソは、あの赤い色を出すために梅と一緒に漬けるもの。
赤シソの葉の味はこんなに酸っぱくない。
あの青臭い青シソをさらにエグくした感じのものである。
それもシソの葉10枚分のエキス、大した量ではない。
それがなんでこんな酸っぱい味になるのだ?
これは赤シソのドリンクではなくて梅干しをイメージしたドリンクだ。
どうも梅干しに洗脳されて赤シソを誤解しているようだ。
それはカレーライスの中に入っているジャガイモを
辛いものだと信じ込んでしまう程マヌケである。

項目

星の数

コメント

ネーミング ★★★ 「花粉の頃」「赤しそ」、臆面もなくダイレクトです。
デザイン ★★★★ 白い容器に赤い文字。シンプルな中に強引さを感じます。
アイデア ★★★ 花粉症に赤シソ、これ王道。
しかし、味付けは邪道。
まずさ ★★★★★ これは赤シソじゃなくて梅干しだろうが。
希少価値 ★★★ スギ花粉の季節限定。
悩殺度 72点 赤シソってこういう味だと思い込む人が増えるんだろう。

データ

種類別 乳酸菌飲料
内容量・容器 200mlチルドプラカップ
原材料 ぶどう糖果糖液糖、乳清、ぶどう果汁、酸味料、シソエキス、香料
製造元 日本ルナ株式会社 京都工場(京都府八幡市)
販売元 日本ルナ株式会社(京都府八幡市)
入手地 埼玉県三郷市のコンビニ
入手価格 100円
入手時期 2003年2月
備考 要冷蔵。

 2003年4月13日 記


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