みわちり 悩殺ドリンク #88
ヤマヒサ
オリーブ茶
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映画「二十四の瞳」で知られる瀬戸内海の小豆(しょうど)島は
日本産オリーブの産地としても有名である。
オリーブは地中海沿岸で育つ植物で、元来日本には無かった。
明治の終わりに漁業国日本の産業振興として
魚の油漬け加工品(オイルサーディンなど)の製造を勧めることとなり
その副原料とするオリーブ油の国内自給が求められた。
そこで、国策として三重県、香川県、鹿児島県でオリーブの栽培が試みられ、
唯一栽培に成功したのが香川県の小豆島であった。
いまや小豆島の特産品となったオリーブの茶飲料が、
地元の醤油メーカーが製造販売する「オリーブ茶」である。
オリーブ茶は、我々が見慣れているオリーブの実ではなく、
オリーブの新芽(葉)を使う茶である。
クリーム色の背景にオリーブの葉を思わせる緑色で
上品に「オリーブ茶」と書かれ、
「輝く太陽と潮風を一杯受けて育ったオリーブリーフ(葉)」
というキャッチコピーが記されている。
その上方には英文で「OLIVE LEAF TEA」と書かれ、
その「O」の部分が枝付きオリーブの実になっているというデザイン。

色は透き通った烏龍茶のような茶色。
香りは葛根湯を思わせる渋めの芳香がする。
味はさらっとしたウーロン茶だが、独特のまろやかな渋みと香りがある。
無糖だが、うっすらと自然な甘さが舌に来るのは
ブレンドされているアマ茶のせいか。
さらっとしていてクセが無く飲みやすい味に仕上がっている。

オリーブ製品というと、あのオリーブの実を使うものがほとんどだった。
だが、本場イタリアではハーブの一種としてオリーブの葉を扱う場合があるそうだ。
さらに、糖尿病や発熱の薬としてオリーブの葉を煎じて飲む習慣もあるらしい。
しかし、日本茶同様に蒸す・揉む・乾燥といった工程で作られるのは
日本オリジナルだろう。
オリーブの葉がこんな上品な味を出すとは、
本場のイタリア人も知るまい。

項目

星の数

コメント

ネーミング ★★★ オリーブ茶、ついにペットボトル化。
デザイン ★★★★ 上品にまとまっています。
アイデア ★★★★★ 資源の有効活用と特産品の創出の一石二鳥。
まずさ 独特のさわやかな風味があります。
希少価値 ★★★★ 香川県の小豆島を中心に流通。
悩殺度 68点 イタリア人もびっくり。

データ

品名 オリーブ茶(清涼飲料水)
内容量・容器 500mlペットボトル
原材料 オリーブの葉、アマ茶、ビタミンC
製造元  -
販売元 株式会社ヤマヒサ(香川県小豆郡内海町)
入手地 お冗さんからのいただきもの
入手価格 (お冗さんからのいただきもの)
入手時期 2002年11月
備考  −

 2003年8月15日 記


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